渋すぎるボードゲーム「枯山水」

スマホゲーム全盛の今、ヒットを飛ばしているボードゲームがあるそうだ。その名も「枯山水」。昨年11月に発売され、価格は8,100円と高めながら2月末までに860セットを売り上げたそうだ。石の色塗りなどは手作業のため月産150セットがやっととのこと。2月は社員休みなしだったそうだが、生産が追いつかない状態だという。ゲームは2~4人で対戦する。各自が庭師となり、庭園ボードに砂紋やコケが描かれたタイルを並べたり、石膏製の庭石を置いたりして庭を作る。「座禅」で稼いだ「徳」ポイントなどに応じて好きなアイテムを選べるそうだ。持ち時間は60~90分。出来た庭はデザインの規則性などで採点し、最高得点の人が最もわびさびを表現出来たとして勝利するとのこと。パッケージと言いゲーム内容と良い渋すぎる。

枯山水とは、水を用いずに石や砂などで風景を表現する作庭の様式のひとつ。枯山水の作者であるゲームデザイナーは「日本独特の美学、やや高尚と思われているものがゲームになったギャップがあるのかも」と話してるとのこと。ゲームを通じて自分の手で枯山水を作ってみれば、わびさびという日本独特の感覚を深く知ることができるかもしれない。